副業で稼いでみたい!

副業で生計を立てたいけどちまちまやってるおっさんのブログです。

自分の中にあるもう一人の自分を擬人化してみる

どうもこんにちはたーんです。

今日は副業をすることで発生する副作用とビジネスネームを使うことでそれに対する対応策を考えてみたので読んでいただけるとうれしいです。

 

会社の中での人間関係が難しくなってくる

副業をしているということは本業もしているってことになるのですが、副業をより成長させるために、本業が疎かになってしまうのは否定できません。

 

例えば本業で、「これをやったらより良くなりそうだな。」とか思いついても、サービス残業しないと対応できなそうとか、副業をすすめるのに障害になりそうだなと感じたら、「今回はスルーしよう。」と言うように自然と消極的になっていってしまいます。

また、周囲からの相談事もなんとなく相談させにくい雰囲気を演出してしまったり。好きで勝手に活動しているにもかかわらず心の何処かで「俺はお前らと違うんだ」と思ってしまったり。どんどん嫌なヤツになってゆく傾向にあり、それを止めることができませんでした。

人格を使い分けることが難しい

副業は副業で、どうかというと、あまり目立ちたくないので大胆な行動ができず、持っている能力をフルに使うことができなかったり、サラリーマンとしての金銭感覚が邪魔をしてやるべき投資ができなかったり、不完全燃焼感を感じていました。

 

そこで、「ビジネスネーム」なるものを知りました。

一般的には、偽名とか芸名とかの方が皆さんも馴染みが深いと想いますが、要するに「ビジネス用の芸名を持つ」ということです。

偽名って言うとものすごく違和感があったのですが、ビジネスネームを使って活躍している人が結構居るようです。

 

私の場合、副業をすることで身バレすることが嫌なのではなく。

2つの人格を大切にしたいという思いで折り合いがつきました。

本業をやっているA氏

本業をやっている自分(A)は、やっぱり本業をやっているときに社会的な評価を受けるので、ロジカルで能力が高い頼りがいのある自分というものを演出もしたいし、そうなれるように日々鍛錬したい。

 

副業をやっているB氏

副業をやっている自分(B)は、いままでやったことのない新しいことにチャレンジしたり、マネタイズの方法や利益の出し方。ビジネスモデルの構築を楽しんでやっている超アクティブな人格。くだらないことは無視してとことん合理的で、儲かるためならどんな雑魚作業もいとわない夢と野心に溢れた男。

 

ビジネスネームを持つことで、趣味や趣向も、人生の目的も違う2人の男の人生を同時に演出することができそうってことです。

私も未熟なので、副業でアクティブに行動していると、どうしても本業でもそのくせが本業で出てしまい、他人の未熟さに対する寛容度が低くなってしまったり、必要以上に頑張ってしまったりして困っていました。

そもそもあふれるやる気と情熱をぶつける場がなく困っていたのが原因なので、周囲から見たら痛いサラリーマンだったんだと想います。

 

まるでクラーク・ケントとスーパーマンのように

けれど、これが2人の男の人生だとすれば、はっきりと住み分けができて、自分の心が安定します。ちょうどクラーク・ケントとスーパーマンの関係でしょうか。

スーパーマンが新聞社でスーパーマンである自分の能力をフルに発揮してしまったら、できない、やる気のない周囲にイライラするだろうし、全部一人でドリブルシュートしてしまうだろうし、誰もそんなチート野郎の上司や同僚になんかなりたくないとおもいます。

でも、お昼をクラーク・ケントに徹することで、何も嫌なことは言わないし、目立つこと無く周囲と協調性を持ち、出世なんかよりもクビになりにくいポジションを維持し続ける。手柄も上司に差し上げ、面倒なことに相談に乗り、嫌味を言われても言い返すこともなく、いつもニコニコ、温厚なサラリーマンを演じることができます。

最大の目的は「周囲に溶け込むこと」であり他人から見たら「好ましい人」であることです。余程のことがない限り、人に対して意見を言ったり、注意したりなんか絶対しません。諭すことはあったとしても。

 

他方、スーパーマンである(ありたい)自分は、敵を倒すために鍛錬したり、世界の平和を真剣に考えていたり、より強くなるために、より正しくあるために、自分を磨けば良いのです。身近な人が空を飛べなくても、光の速さで空を飛べなくてもイライラする事はありません。むしろ守るべき存在だったり、自分が提供するサービスのお客様になるかもしれない存在なんです。

 

でも、大本のデータベースは一緒なので、2人の人生の情報は常に同期していて双方の経験と能力を双方のために利用することができます。攻殻機動隊タチコマのように。

 

そう、ビジネスネームを持つことは一人クラウド

データはクラウドにアップしておいて、端末は利用シーンに合わせて使い分ける。

 

なので今、副業の代表取締役社長のビジネスネームを検討しています。

その名前で名刺も作ります。

副業をしている自分を自分の中で定着させて、副業をやるにあたって好ましい自分をそちらに移植してゆく作業をしてゆきます。

 

そして、クラーク・ケントな自分も大事にしたいので、その人生観の中で学んだほうが良いことを彼にも時間と労力を与えてあげたいと思います。